日曜の朝6時、まだ薄暗い中でハンドルを握りながら「今日も4人乗せて2時間か…」とため息をついたことがあります。少年サッカーの遠征では、現地集合が当たり前。誰かが車を出さなければ子どもたちは会場にたどり着けません。でも、その「誰か」がいつも同じ顔ぶれになっていることに、ある日ふと気づいたのです。
気づけば毎回ハンドルを握っているのは自分だった
うちのチームでは、車を出せる保護者が限られていて、結果的に同じ家庭ばかりが送迎を担うことになっていました。悪気があるわけではなく、単純に「軽自動車しかない」「運転が苦手」「土日は仕事」という事情があるだけ。それでも、朝早くから高速代とガソリン代を負担しながら送迎していると、正直「なんで自分ばかり」という気持ちが湧いてくる瞬間がありました。
不満を言えなかった理由
チームの雰囲気を壊したくない、子どものためだから仕方ない、そう思って黙っていました。でも、我慢していることに気づかないふりをするのは、意外と自分を消耗させます。同じような悩みを抱えるパパ・ママは他のチームにもたくさんいるようで、調べてみると「車を出す家庭とそうでない家庭の間に不公平感が募る」という声が、全国のサッカー少年団で共通の悩みになっていることがわかりました。
うちのチームが変わったきっかけ
あるとき思い切って、コーチとチーム内のLINEグループで「送迎の負担、みんなで見直しませんか」と提案してみました。結果、義務的な当番制をやめて「その日行ける人が声をあげる」柔軟なスタイルに変更。ガソリン代を少額ずつ積み立てて負担する家庭にはお礼を渡す仕組みも生まれました。完璧な解決策ではありませんが、「同じ人ばかりが我慢する」状態からは抜け出せたと感じています。
我慢するより、まず声に出してみる
遠征の車出し問題は、誰か一人が頑張れば解決するものではなく、チーム全体で「気づいて、話し合う」ことでしか変わらないのだと思います。もし同じようにモヤモヤを抱えているパパがいたら、一人で抱え込まず、まずは信頼できるコーチや保護者に相談してみてください。小さな一言が、チーム全体の空気を変えるきっかけになるかもしれません。

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