つい口出し…「指示出しパパ」卒業した日

試合・応援

「右にパス出せ!」「もっと前でしょ!」——気づいたら、フィールドの外からそんな言葉を叫んでいた自分にハッとしたことはありませんか。悪気はないんです。ただ、我が子が活躍してほしいという気持ちが強すぎて、口が勝手に動いてしまう。私自身、何度もそれをやってしまったパパの一人です。

「指示出しパパ」になっていた自覚

サッカー歴だけは20年以上ある自分は、プレーが見えてしまうんですよね。「あ、そこはワンタッチで返せば良かったのに」「なんでドリブルで突っ込むんだ」。頭の中で解説者のようにジャッジしている自分がいて、それがそのまま声に出てしまっていました。

ある試合の後、コーチから「保護者の指示の声、子どもたちけっこう聞こえてますよ」と言われて、そういえば自分も子どもの時に親の声が嫌だった記憶がありました。「やったことないのに」「出来ないくせに」など子供同士でよく親の声援に対する愚痴を言いあっていました笑

自分では応援しているつもりが、実は子どもの判断を横取りしていたんです。

子どもは「自分で考える」練習をしている

調べてみると、日本サッカー協会も「コーチはコーチに、レフェリーはレフェリーに、プレーは子どもたちに任せる」という考え方を打ち出しているそうです。細かい指示は、子どもの自主性を奪ってしまう可能性があるという指摘は、正直なところグサッときました。

子どもは試合中、コーチの声を聞きながらも、最終的には自分で判断してプレーを選んでいます。そこに横から別の指示が飛んでくると、誰の言うことを聞けばいいのか分からなくなってしまう。息子の戸惑った顔を思い出すと、申し訳ない気持ちになりました。

「ナイス!」だけにしてみたら

それからは、試合中に口を挟みそうになったら「ナイス!」「いいぞ!」「やれる!」くらいのシンプルな言葉だけにするよう意識しています。最初は物足りなさすら感じましたが、続けてみると息子のプレーに変化がありました。

ミスをしても自分で修正しようとする場面が増えた気がします。もちろん全部が全部、応援のおかげとは言い切れませんが、少なくとも試合後に「パパのあの指示、聞こえてたよ」と気まずい顔をされることはなくなりました。

まとめ:応援と口出しは紙一重

応援したいという気持ちと、つい口を出してしまうことは、実は紙一重なんだと思います。フィールドの外にいる私たちにできるのは、指示することではなく、失敗しても信じて見守ること。

同じように「気づいたら指示出しパパになっていた」という方、一緒にシンプルな応援、始めてみませんか。

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