ポジション決め、親はどこまで口出しする?

練習・上達

「え、今日からボランチなの?」——ある日の練習後、息子から突然そう聞かされて、正直ちょっとザワッとしました。ずっとサイドバックだと思っていたのに、コーチの判断で急にポジションが変わったのです。

少年サッカーをしていると、ポジション決めって親にとっても地味に気になるテーマではないでしょうか。「うちの子、このポジションで大丈夫なのかな」「もっと点を取れるところに置いてほしいな」——そんな思いがふとよぎった経験、私だけではないはずです。

うちの子、急にポジションが変わった話

うちの息子は入団してからずっとサイドバックをやっていました。走るのが得意で、上下動も苦にならないタイプだったので、本人も周りも「向いてるね」と言っていたポジションです。

ところがある大会をきっかけに、コーチから「ボランチをやってみるか」と声をかけられ、あっさりポジションが変わりました。最初は戸惑っていましたが、数ヶ月経った今では「こっちの方が試合全体が見えて楽しい」と言うようになっています。親の勝手な思い込みなんて、あっさり覆されるものだなと感じました。

低学年のうちはいろいろ経験させる意味

調べてみると、特に低学年のうちは一つのポジションに固定せず、いろいろな役割を経験させる方が良いという考え方が広く言われているようです。攻撃も守備も、前線も後方も経験することで、サッカー全体の見え方が育っていく、という理屈は素人の私でも納得できました。

「うちの子はこのポジション一筋で」と早くから決めつけてしまうより、学年が上がるまでは色々なポジションを回してもらう方が、結果的に本人の可能性を広げてくれるのかもしれません。

「本人の希望」「特徴」「チーム事情」のバランス

ポジションが決まる背景には、本人がやりたいポジション、足の速さやキック力といった特徴、そしてチームの人数やバランスといった事情が絡み合っています。親から見ると「うちの子はここに向いてるはず」と思っても、チームの都合や本人の希望が優先されることも多いです。

正直、口を出したくなる瞬間はあります。でも、ポジションを最終的に決めるのはコーチであり、そこにあれこれ意見するのは親の役割ではないなと、うちは考えるようにしています。

親としてできることは口出しより観察

ポジションについて親ができることがあるとすれば、口を出すことより「うちの子は家でどんな遊び方をするか」「どんなプレーをしているときに楽しそうか」をよく観察することかもしれません。それとなく気づいたことを、コーチに聞かれたときにさりげなく伝えるくらいがちょうどいい距離感だと感じています。

まとめ

ポジションが変わるたびに一喜一憂してしまうのは、子どもを応援している証拠でもあります。ただ、決めるのは子ども自身とコーチ。親にできるのは、どのポジションであっても全力でプレーする姿を、そのまま応援してあげることなのかもしれません。

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