「最近、なんだか動きが重いなあ」
夏休みに入って練習量が増えた頃、息子のプレーを見ながらそんなことを感じていました。疲れが抜けていないのかな、補食が足りないのかな、と食事ばかり気にしていたのですが、もっと手前に見落としていたことがありました。睡眠です。
小学生に必要な睡眠は9〜12時間
調べてみて驚いたのですが、小学生に推奨される睡眠時間は9〜12時間だそうです。中学・高校生でも8〜10時間。うちは夏休みで生活リズムがゆるくなり、夜更かしして朝ゆっくり、という日が続いていました。合計時間はそこそこ寝ているつもりでも、「夜遅く寝る」こと自体が問題だったようです。
成長ホルモンの70〜80%は睡眠中に分泌されると言われています。体をつくるのも、疲れを回復させるのも、寝ている間の仕事なんですね。練習を頑張った分だけ、寝る時間も必要になるという当たり前のことに、今さら気づきました。
寝不足は「ケガのリスク」でもある
個人的に一番ハッとしたのがここでした。
睡眠不足は、反応の速さや判断力を鈍らせます。つまり、動きのキレが落ちるだけではなく、危ない場面で体が反応できずケガにつながる可能性があるということです。
球際で競り合うとき、切り返すとき、着地するとき。一瞬の判断が遅れることの怖さを考えると、「たかが夜更かし」と言っていられなくなりました。
わが家がやってみた、小さな見直し
いきなり生活を変えるのは難しいので、できることから3つだけ変えてみました。
1. 寝る1時間前にはゲームとスマホを終わりにする
これが一番効きました。画面を見ていると目がさえて、布団に入ってもなかなか寝つけないようです。
2. 練習が遅くなった日は、風呂と夕食の順番を入れ替える
先にお風呂を済ませておくと、食後にダラダラせずそのまま寝る流れをつくれます。
3. 「早く寝なさい」ではなく「明日動けなくなるよ」と言い方を変える
叱るより、本人が納得するほうが続きます。サッカーがからむと、子どもは意外と素直に聞いてくれました。
まとめ:一番安くて効果のあるトレーニング
スパイクを買い替えたり、補食を工夫したり、自主練を増やしたり。子どものために何かしてあげたくなると、つい「足すこと」ばかり考えてしまいます。
でも、寝る時間を確保するのはお金もかからないし、今日から始められます。しかも体づくりにも、ケガの予防にも効く。こんなにコストパフォーマンスのいいトレーニングは、ほかにないのかもしれません。
うちもまだ試行錯誤の途中ですが、しばらく続けてみようと思います。夏休みで生活リズムが崩れがちなご家庭、一度お子さんの就寝時間を見直してみてはいかがでしょうか。


コメント