うちの息子が「膝が痛い」と言い出したのは、ちょうど夏の大会が続いていた時期でした。
最初は「疲れてるだけかな」と軽く考えていたのですが、練習後に膝のお皿の下を痛がる日が続き、調べてみると「オスグッド病」という、成長期の子どもによくあるものだと分かりました。今日はその時に知ったことを、同じように悩んでいるパパ・ママに向けて書いてみようと思います。
オスグッド病ってそもそも何?
オスグッド病は、10歳から14歳くらいの成長期の子どもに多く見られる膝の痛みです。特にサッカーやバスケットボールなど、ジャンプやダッシュを繰り返すスポーツをしている男の子に多いそうです。
原因は、身長がぐんと伸びる時期に骨は先にどんどん成長するのに対して、筋肉や腱がその成長についていけず硬くなってしまうこと。太もも前側の筋肉(大腿四頭筋)が硬いままダッシュやジャンプを繰り返すと、膝のお皿の下にある骨の部分(脛骨粗面)に強い引っ張る力がかかり、そこが炎症を起こして痛みが出るのだそうです。
うちの子の場合も、身長がここ数ヶ月でぐんと伸びていたタイミングと重なっていて、「なるほど、これは体の成長のスピードに練習量が追いついていなかったんだな」と妙に納得しました。
「気合いが足りない」と勘違いしないこと
正直に言うと、「痛い」と言われてすぐに、これは決して大げさな痛みではないと感じました。調べていくうちに、これは気合いや根性の問題ではなく、成長期特有の体の仕組みによるものだと分かり、あらためて痛みの深刻さを実感しました。
痛みを我慢して練習を続けてしまうと、成長軟骨の部分が完全に剥がれてしまう「剥離骨折」につながることもあるそうです。子どもが「痛い」と言った時点で、それは十分にサインとして受け止めてあげるべきなんだと感じました。パパがまずやるべきことは、叱咤激励ではなく、痛みの理由を一緒に理解してあげることなのだと思います。
家庭でできる予防・ケアのポイント
専門家の情報を調べて、家庭でも取り入れやすいと感じたのは次の3つです。
1つ目は、太もも前側のストレッチです。運動前後のストレッチで筋肉の柔軟性を保つことが、負担を減らす基本になります。ただし、痛みが強くなるようならストレッチ自体を中止するのが大切だそうです。
2つ目は、練習後の疲労を残さないケアです。クールダウンをしっかり行い、湯船にゆっくりつかることで筋肉や神経の疲れを回復させてあげること。うちでも、練習がハードだった日はシャワーで済まさず湯船に入るように声をかけるようにしています。
3つ目は、足に合ったスパイクやインソール選びです。膝への負担は足元からも来るので、サイズが合っていない靴を我慢して履かせないよう気をつけたいところです。
まとめ
成長痛は、子どもが一生懸命体を動かしている証拠でもあります。だからこそ、痛みを「サボりのサイン」ではなく「成長のサイン」として受け止めてあげることが、パパにできる一番のサポートなのかもしれません。
もし同じように膝の痛みで悩んでいるご家庭があれば、無理をさせず、早めに専門家に相談することをおすすめします。子どものサッカー人生は、まだまだこれから長く続いていくのですから。


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